登校拒否っ子の苦悩 ママの苦悩 〜第二章〜

こんばんは。

ズボラワーママこころんです。

「登校拒否っ子の苦悩 ママの苦悩 第二章」です。

我が家は現在小学6年生の長女、4年生の長男、

1年生の次男の3人の子供がいます。

第一章は長女が1年生の冬に初めて登校拒否になったという

「登校拒否との出会い」でした。

第一章はこちら

第二章は「育児は結果論」です。

ーーー

長女が小学1年生の冬に初めて登校拒否になった。

私は正直、現実を受け止めきれていなかった。

「理由はなんだろう?」
「理由さえわかれば解決できる」

そう思い、

長女に学校の話を聞いてみたり
担任の先生と面談したり
スクールカウンセラーに相談してみたりした。

 

一向に理由は見つからず、

ただただ朝がやってくることが恐怖だった。

 

「あー、また行かないって言い出したらどうしよう」
「職場に連絡するの嫌だな」
「こんなに遅刻したら今月の給料いくらになるんだろう…」

 

そんなことを考えると

朝が来るのがめちゃくちゃ憂鬱だった。

 

そのころの私の目的は

「長女を学校に行かせること」になっていた。

 

そんな中、知人のススメで

「教育相談」に行ってみた。

 

子どもは子どもでカウンセリングをうけ

親は親でカウンセリングを受ける。

 

そして、後日子どものカウンセリングの

フィードバックを受けた。

 

そこでいただいた助言は

「長女さんは想いを内に秘めるタイプで

上手に発散できないようです。

溜めて溜めて、爆発してしまっているみたいですね。

そしてストレスが何か本人もわかっていないかもしれません。

弟さんもいるので

お母さんと二人で過ごしたり

本人のやりたいことをやってみたり

少しづつガス抜きできると

爆発しないかもしれません。」

そんな助言をいただいた。

 

「え??ストレスの原因、本人わかってないの??」

私にとって目から鱗だった。

 

原因がわかれば解決できると思っていた私は

「じゃ、どうしたらいいの??」と

途方に暮れかけた。

 

けれど、いただいたアドバイスをもとに

長女と二人でデートしてみたり
ちょっとベタベタして過ごしてみたりした。

 

2年生になる直前。

「学校に行きたくない」と言わなくなった。

正直、原因はよくわからないけれど、

笑顔で「行ってきます!!」と出ていく長女を見ると

心底うれしい。

 

ただ、学校に行くだけ。

 

この当たり前がこんなにうれしく感じるとは思わなかった。

 

ほっとしたのも束の間…仕事辞めるか?

 

ほっとしたのも束の間、

2年生の冬には「デジャブか??」と突っ込みたくなる程

同じ現象が起こった。

 

私の率直な感想は「またきたか…」だった。

 

子どもが朝「行きたくない」という度に

「仕事辞めるか」と頭をよぎる。

その度に

「仕事を辞めれば問題は解決するのか?」
「仕事を辞めてどうなる??」
「せっかくここまで仕事続けてきたのに…」

と、一人押し問答。

 

結局、私は仕事を辞めなかった。

 

なんだかんだ言って仕事が嫌いじゃなかったし

仕事以外で稼ぐ方法なんて知らなかった。

朝、職場に

「長女を学校に送っていかなくてはならないので…」という

電話をかけるのは心底嫌だった。

 

でも、職場について着替えたら

仕事モードになって

家族のしがらみから解放される時間は

私にとって貴重だった。

 

「お母さん」ではなく

一人の「自分」になれた気がした。

 

そして、時はすぎ

長女が3年生になり、長男が新1年生になった。

 

長女はクラス替えをうまく乗り切り

「学校に行きたくない」と言わなくなった。

 

あの2年間はなんだったんだろう??と目を見張るほど

楽しそうに学校に行くようになった。

 

そう安堵したのも束の間。

次は長男の登校拒否が始まった。

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おさらい

第二章はここまでです。

ざっとおさらいすると

長女の登校拒否の原因を今振り返って考えると

・ストレスを溜め込む性格
・小出しに発散できない
・一気に爆発して登校拒否になった
・どうやら1、2年生の担任の先生が苦手だったらしい。

第一章に書いたんですが、

うちの長女本当にいい子で

めちゃくちゃ育てやすかったんです。

 

でも、それは裏を返すと

すっごく我慢して「いい子」を演じていたのかな?と。

 

それを勘違いして

「うちの子育てやすくていい子なんです〜」って

思ってた私って頭の中、お花畑やなと思いました。

 

担任の先生が苦手ということも

当時は長女も全く言わず、
私も全然気づきませんでした。

当時を振り返ったときに長女がぽつりと
「(1、2年の担任の先生)めちゃくちゃこわかったんだよね」と言い、驚きました。

 

当時は「普通に学校に行ってくれ!!」と

世の中の「普通」に縛られ

長女の心のうちを知ることより
ただただレールに乗って進んで欲しいと思っていました。

レールに乗ってくれれば
親も子どもも楽ちんだから。

でも、レールに乗るために
こんな苦しい思いをするのなら

そんなレールさっさと降りちゃえばよかったのかな?と
今は思います。

 

そんな感じで、育児って結局「結果論」だななんて思う今日この頃です。

では第二章はここまで!

では~

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